●プロジェクト
お祭りプロジェクト
神社のお祭りに関わるさまざまなプロジェクトです。
きらっとプロジェクト
2019年(令和元年)地元中学校の職場体験学習と近隣大学の地域社会貢献活動のコラボから生まれた、祭礼における地域のクリーン活動です。中学生のアイディアと大学生の命名をもとに、祭礼のごみを持ち帰るための「#きらっとバック」が誕生しました。祭礼の日に6,000枚限定で無料配布し、会場のいたるところには、中学生が作成したポイ捨て・自転車の放置禁止「自転車は自転車置き場へ」のポスターを掲示しました。令和元年は東武東上線、商店会、町会、神輿の会、上板橋第一中学校、上板橋第三中学校、淑徳大学、東京農業大学の皆さんが一緒にプロジェクト活動をしました。
祭礼以外の時期には毎朝、森の番所活性化プロジェクトと協同してときわ台駅周辺の清掃活動を継続しています。
2023
【 令和5年の祭礼 】
コロナ後初の4年ぶりとなるときわ台地域の祭礼は、約170店もの露店と地元のお店が出店し、賑やかな祭礼となりました。神社と地域のSDGsの取り組み 「#きらっとプロジェクト」では、会場の3か所にきらっとステーションを設置。来場の方に「#きらっとバッグ」を10,000枚限定で配布しながらゴミの持ち帰りを呼びかけました。
今年の「#きらっとバッグ」は、高橋信雅さん、大越あすかさんにデザインしていただいたものです。「人と杜ときわプロジェクト」ロゴマークである「木」を用い、ときわ緑色をベースに、袋を結ぶと葉っぱの形になるという遊び心あるデザインです。中学校職場体験学習で地域の清掃やゴミゼロのポスターを描いてくれた中学生さんたちをはじめ、祭礼ボランティアスタッフが、お揃いのTシャツを着用して活動しました。
また、各所に設けられた#きらっとステーションではプロジェクトへの協賛も募集、記念品として祭礼ポスターのアクリルストラップをお渡ししました。常盤台南口商店会、常盤台南口神社通商盛会、いたばし印刷、ぼくのひみつ基地さんをはじめ地域の方々のご協力のおかげでクリーンな祭礼となりました。「自分のゴミは自分で」が定着した地域のお祭りは、皆さんのご協力のもと、今年もつながっていくことと思います。
#きらっと隊からの声
・当日はポイ捨てやトラブルも少なく、皆が楽しめるお祭りになったのではないかと感じます。なによりも、ご来場者様からいただいた「素敵な取り組みですね」「助かります」というお言葉が嬉しかったです。きらっとバッグもほとんど無くなり、充実感と達成感を得た2日間でした。今年の開催も楽しみにしています。(昭和女子大学・永田さん)
・神社の方やボランティアの参加者の方々が丁寧に教えてくれたおかげで1人でも楽しく参加することが出来ました。お客様の笑顔と積極的に参加してくださる方や優しく声をかけていただけることが多く、やりがいを常に感じておりました。今後も長く続いて欲しいと思います。(淑徳大学HEARTサークル・上口さん)
・『ゴミは持ち帰る、自転車は自転車置き場へ』という2つのミッションを、きらっと隊の一員として、初めてボランティア活動に参加させていただきました。 「きらっとバッグ」という、色もデザインもこだわって作られた可愛い袋は、様々な方のアイディアが詰まった持ち帰り用のビニール袋。 祭礼来場者が自分でゴミを持ち帰れるように、会場内や協賛のお店にて無料で配布されていました。 スーパーではビニール袋もお金がかかるこの時代に、来場者のため、まちづくりのためにと、無料で配布していることに、とても驚きました。 コロナ禍で縮小されていた例大祭が復活したことも重なり、大盛況だった2日間は、来場者も多く、とても賑やかだったようですが、きらっとプロジェクト・きらっと隊の活躍のおかげで、ときわ台駅周辺のゴミ問題は、かなり改善されていたようで、本当にすごい取り組みだったなと改めて感じました。 また、ポスターのイラストやボランティア活動には、多くの学生さんが携わっており、地域一体となって取り組んでいること、志の高い若者が多いことにもビックリしました。 みなさんで作り上げた「きらっとプロジェクト」。 今後も継続しながら、多くの方々とのつながりを、私も大切にしていきたいなと思いました。(企業主導型保育園ぼくのひみつきち ・小澤さん)
わっしょい!プロジェクト
コロナ禍でも露店とお神輿が出ないだけでお祭りは例年通り行われます。お祭りにはどういう意味があるのか、どういうことをしているのかは、知らない人も多いはず。こんな時だからこそ、本来の意味をしっかりと伝えることが大切なのではないかと考えました。「神明(しんめい)さま号外」のデザインを「お祭り」の解説書仕様にしました。
お神輿(みこし)は、神様に街を見て歩いてもらうために「御魂(みたま)入れ」という神事を行い、神様をお神輿にのせて街へ繰り出します。2020年度は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、お神輿が街には出ません。それでは、代わりにバックに神輿の絵をプリントして、街の人たちにバックを肩に担いでもらい、街へ繰り出してもらおう、そして、神様に街を見てもらおう、というコンセプトのもと「ワッショイ!トート」を制作しました。
お祭りについて
本来の「祭」は、その字が示すように、神さまに対して、お供え物をして「感謝」や「祈り」を捧げるものです。9月21日の例祭も、神さまにお供えをして「祈り」や「感謝」を捧げる「祭」は何も省略せずに行い、神輿に代わる神幸(じんこう)行事を行います。科学がこれほど進んだ今でも、様々な自然災害や新型コロナウィルスで、誰もが悩み苦しみまた不安に思っています。今年の「例祭」は、「感謝」とともに早く平穏な日々を取り戻したいという「みんなの願い」をこめて祈ります。
御魂入れについて
お祭りの前の日、神職(しんしょく)がいつもは神社にいる神様にお神輿(みこし)に遷(うつ)っていただく儀式をします。神さまの御魂(みたま)はロウソクの火のようにいくつにも分かれることができると言われています。神様がお神輿にのって街を歩くのです。
メンバー
加藤 未礼(おおきな木)
林 よしえ(TREE²)
和田 麻友子
和田 紗代子
山口 茜
2021
2021年度の「わっしょい!トート」は黒字に白のインクでつくりました。
昨年に続いて、2021年度も残念ながら、コロナウィルス感染拡大の影響でお神輿は担げませんでした。しかし、本来の「お祭り」は例年通り行います。またみんなで祈りを込めて担ぎます。
ときわ台天祖神社にて、お分けしています。(1000円)「人と杜ときわプロジェクト」の活動基金として使わせて頂いております。
【 わっしょい!トート展示会 】
「わっしょい!トート」の背景となっているお祭りのことを、しっかり伝える機会として、展示会を実施しました。
概要:おまつりで「わっしょい!トート」をかつごう
日時:2021年9月11日土曜日 11時~15時
場所:杜のまちや
内容:お祭りは何のためにあるのか?お祭りについて改めて知るための展示と、わっしょい!トートの販売を行いました。
主催:杜のアートプロジェクト
今年は緊急事態宣言中ということで、最小限の人数で行われたときわ台天祖神社例祭にて、「山形ヤタイ」を出し『わっしょい!トート』と『おまつり缶バッチ』を販売しました。
2021年9月19日 加藤未礼
2020
ワッショイ!トートは、1000円にてときわ台天祖神社でお分けしました。(収益金の一部は「守ろう東京・新型コロナ対策医療支援寄附金」に寄付)例祭の当日は、境内にてお分けしました。
「神明さま」号外に載せている、鳥居、御幣、祭、巴、そして天祖神社のマスコット犬「こまる」をモチーフにしたピンバッチ、缶バッチもつくりました。
イラスト、デザイン、プリント、セットアップすべて板橋区内のクリエイター、福祉事業所、工場などで完成させました。顔の見える連携でいいモノづくりができました。
イラスト:相良 貴司(お神輿)・小関 祥子(挿絵)
デザイン:林 よしえ(神明さま・バック)
プリント:カワシマシキ(バック)
セットアップ:蓮根福祉園(缶バッチ、バック)
ピンバッチ:ひらめきドア
読売新聞(東京版)に掲載されました | 20200926
ワッショイ!トートのことを取り上げていただきました。記者の方も、お神輿を担ぐのが好きな方でしたので、取材の際は話が盛り上がり、とても楽しい時間でした。「お祭りは神様に感謝し、地域の安寧を祈るためのもの」と宮司の伝えたい想いもしっかり載せていただきました